葉ぼたんづくり ②

葉ぼたんの種まき後の管理

〇 基本的には種まきした器は直接雨の当たらない

  明るい日陰で管理して下さい。

〇 種まきしたら、毎日、土の湿り具合や発芽具合

  を確認してください。

〇 表面の土や種が動くと発芽しなかったり、発芽

  率が悪くなるので、発芽後までは底面吸水か霧

  吹き器で優しく水を与えましょう。

〇 発芽を見落とすと徒長の原因になります。発芽

  したら、被せている日除けを外してください。

〇 葉ぼたんの発芽までの日数は3日前後です。

〇 様子を観察し、徒長防止剤ビーナインを週1~

  3回散布します。

〇 発芽後2週間前後で10.5~11.0cmポットに植え

  替えます。

〇 植え付け用土

  赤玉土小粒6.5 、腐葉土3、油かす0.5 に緩効性

      肥料を良く混ぜ合わせ、水をたっぷりかけて苗

  を植え付けます。

  植え付けは葉のすぐ下まで埋め込んで下さい。

  徒長している場合も同様に植えます。

  植え替えの土にはオルトランを適量加えておく

  と害虫予防になります。

〇 卵には消毒剤、殺虫剤は効きません。卵から

  孵化するには10日程かかります。したがって

  孵化前後に10日に1回の割りで4~5回薬を散布

  して下さい。  

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ハイマダラノメイガ

  スミチオンは薬害が発生       

  しますから使わないで下さい。       

  殺菌剤にはベンレート1000倍液を使います。

  殺虫剤にはマラソン乳剤1000倍液を使います。

〇 水やりは土が乾いたら底が水が流れ出る程たっ

  ゜り与えてください。 

〇 成長の具合を見て15cmポットに植え替えると

  大きく成長します。 植え替えの土に緩効性

  肥料を適量加えます。

〇 病気発生予防に薬の散布をして下さい。

〇 発芽後、70~80日程度(10月下旬)に定植します。

  定植の間隔は30cm程度です。

〇 10月以降は肥料は控えた方が良いようです。

  遅くまで肥料が聞き過ぎると発色しないことが

  あります。涼しくなる10月下旬頃から発色が

  始まります。